今年は例年になく早い梅雨入りですが、雨スナップ好きにとっては悪いことばかりじゃありません。
雨の日のスナップは3割増し。
尚且つこちらも傘をさしていますので、カメラを構えてても気が付かれにくいという利点もあります。
反射や水溜まりも活かしやすい。
一般的にはネガティブなイメージの多い梅雨時ですが、スナップ好きにとってはある意味休日に雨予報ですと軽くワクワクすらします。
この日は名演小劇場に森山大道氏のドキュメンタリー映画「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」を観に行きました。
ストリートスナップ好きを自認する人で、氏の写真の洗礼を受けていない人はいないでしょう。
森山氏の口から語られている半生は、過去に何度かエッセイなどで読んだことがあるものでしたので、内容的に新しいことはそれ程なかったのですが、81歳にして街を撮り歩くその足取りの素早さと、その嗅覚と、そして何よりもスナップへの情熱を全く失わないエネルギッシュさには感嘆しかありませんでした。
僕は他人を見てめったに「こういう年の取り方をしたい」と思わないんですけど(そもそも年取りたくないですしw)、森山氏だけは稀有な例外です。
そして映画鑑賞後はまた猛烈に写真を撮りたくなりました。
機材はまあ毎回同じですのでいちいち書くほどでもないのですが、ライツミノルタCLにキャノンのLマウント50mf1.8。
フィルムも毎度のultramax400でした。
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