会社の大先輩とバイクツーリングに出かけた時の話しです。
もう10年以上前になるでしょうか。
その時僕はデジカメ(リコーGX200)の他にコンパクトフィルムカメラ(恐らくリコーGR10)を携行していました。
それを見た大先輩から「ウチにT2あるけどもう使ってないから譲るわ」というお申し出を頂きました。
コレクター体質ではない僕でも、T2がコンタックスT2のことを差し、それが歴史的名機であることくらいは知っています。
しかしその時大先輩は相当酩酊されておりましたので、恐らくお酒の席の話しとしてそれっきり終わるだろう・・・と思っておりました。
しかし後日職場に荷物が届き、開けてみると新品のように綺麗な(箱、ケース付き)T2が丁寧に梱包されてるじゃありませんか。
しかももう一台CANON F1も同梱されていました。
お酒好きの大先輩に、御礼として飛び切り美味しそうな日本酒一升瓶を送りましたが、頂いたカメラの希少さからすればまだまだこんなものでは釣り合いません。
やはり御礼は「ちゃんと使うことで返そう」と、早速フィルムを詰めて持ち歩きました。
日常的なスナップやちょっとした旅行にも持って行きました。
フィルムはフジの400だったと思いますが、10年以上前の話しですので記憶が定かではありません・・・
噂に違わずとてもよく写るカメラです。
ただまぁ、カメラの性能が上がっても撮る対象がそうそう変わるものでもありませんね(笑)
そしてウワサ通り、AFはちょいちょい抜けますね。
このくらいから段々僕はマニュアル式のカメラに趣味が移行していきましたのでAFのコンパクト機はあまり使わなくなってしまったのですが、やはりモノとしての質感バツグンのカメラですので今でもすぐ手に取れるところに置いてあります。
電池さえ入れれば問題なく動きますので、これは近いうちにまた復活させたいと思っているカメラのひとつです。
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