先日久しぶりに再起動させたCONTAX T2が思いのほか面白いため、ここのところよく持ち出していました。
通勤や休日のお出かけのお供に持ち歩いていましたが、AF・AEのコンパクトカメラというのはファインダーを覗いてシャッターを切るだけですので、実にリズミカルです。
また、38mmという慣れ親しんだ画角も使いやすく、以前使っていたときに今ひとつ馴染めなかったシャッターフィーリングも全く気にならないどころか実に心地がいいのです。
今回アップした写真は全て富士フィルムの「X-tra400」で撮影しています。
レンジファインダーのように二重像を合わせてピントを合わせるという工程がないだけで、明らかに「一瞬考える」という工程まで省かれます。
「目に付いたものを撮る」というスタンスはいつもと変わりませんが、そのハードルが明らかに下がりますね(笑)
とにかく「お!」と思ったら、店頭のポスターでもスーパーの売り物でも、それこそ人の家の表札でも(笑)片っ端からシャッターを切っていました。
写真的な意味なんてもとよりありません(笑)
ただ目の前にあるものを記録していくだけです。
いや・・・現時点では記録的な意味すらないでしょう。
何十年か経った時に、多少はその時の風俗的記録にはなる(かも)しれません。
しかしこれが思いのほか面白いのです。
いや・・・面白いというよりも心地の良い解放感とでも言った方が正確かもしれません。
ともあれ、レンジファインダーカメラと共にポケットにAFコンパクトカメラを忍ばせて撮り歩く日々がしばらく続きそうです。
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