ちょっと前のことですが、従兄弟からCONTAX TVSⅡというカメラを譲り受けました。
CONTAX Tシリーズの系譜に属する高級コンパクトカメラです。
フリーのイラストレーターという、とても金持ちになれそうにもない職種の従兄弟が何故にこんな高いカメラを持っているのか大変謎ですが(笑)、カメラに関しては貰えるものは遠慮なく貰うのが僕の方針ですし、貰ったものは礼儀として必ず最低1本はフィルムを入れて撮影するのもまた僕の姿勢です。
早速街に持って出かけましたが、迂闊なことに僕はこのカメラの操作方法を全く調べることも仔細に確かめることもなく、スイッチオンにしてシャッター押せば全部自動なんだろ?程度の認識で撮り歩いていました。
しかし仕上がった写真を見てみると見事なまでにほとんどがピンボケです(笑)
このカメラは起動はレンズの操り出しで行いますのでウッカリしていたのですが、ピント調整のためのダイヤルがMFモードになっていることに気が付かないまま使っていたのです。
同じシリーズのT2は、このダイヤルが起動スイッチも兼ねており、ワンクリックで起動&AFモード、そこの位置以上に回すとMFモード・・・という操作性ですのであまりそういう間違いは起きないのですが、自分の確認ミスですのでカメラのせいにも出来ません(笑)
しかし最近意識的に森山大道氏の写真集などを見ているためか、まぁ少々の(でもないですけど)ピンボケ写真は別にそれはそれでいいんじゃないか?などと思って掲載にいたりました。
↓これなんか露出も合ってませんね・・・どうしてこうなったのか謎です・・・
ただし奇跡的にピントが合っていた写真を見れば分かりますが、ちゃんと使えば大変よく写るカメラであることは間違いありません。
この細々とやっているブログにどれだけカメラの機種名を検索している人がいらっしゃるのか分かりませんが、ここに挙げた作例がこのカメラの実力を示すものでは全くありませんことを強く付け加えておきます!
それよりもこのカメラをくれた従兄弟がそのうちコニカヘキサーRFも譲ってくれると言ったきり何も送ってこないことが不満です(笑)
ここを読んでいたら即刻送るように!!!
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