前回の続きです。
軽くて小さくて気軽に撮れるうえ、時として思いもしなかったような写真も撮れることもあったりして、写ルンです!はよく旅にも持ち歩いていました。
何よりも現像に出して返ってくるのを待つのがこんなに楽しいカメラはありません。
35mmというレンズ径は、スナップや風景、どんな場面でもソツなく切り取ってくれます。
ポケットから出したらファインダーを覗いてシャッターを切るだけですから、撮る相手に気構えとかを持たせる間が無なく自然な表情も捉えやすいのも魅力ですね。
「旅写真」とはちょっと外れてしまいますが、これは中日の立浪選手の引退試合の日に撮った写真です。
こんな写真も、サッと出してサッと撮れる写ルンです!ならではなんじゃないかと思っています。
正直仕上がってきた写真を見た瞬間は、「やっぱり写りはそれなりだよなぁ・・・」と醒めた気持ちも大きいのですが、しばらく経ってからしみじみ眺めてると、またむしょうに使いたくなってくるカメラ・・・それが写ルンです!というカメラなんじゃないかと思ったりもします。
フィルムのバリエーションがどんどん少なくなっていく昨今、ブームということもあってか今現在は店頭で見かける機会も多いのですが、いつ無くなってしまうか分からない危機感も同時にあります。
あるうちに購入されて楽しまれることをオススメいたします。
カメラは無くなれば入手不可能ですが、プリントは永遠です!
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