ミノルタハイマチックE

いつも持ち歩いているコニカC35の調子が今一つな時に、それの代替機種として購入したのがミノルタハイマチックEです。

C35の代替機ですからAEのレンズ固定式レンジファインダーというのが条件でした。

C35並みのコンパクトさ・・・ってことになると本来はハイマチックFの方が代替としては相応しいのでしょうけど、たまたまその時にFの出物が無く、Eの方は程度良好なものが格安で手に入ったのでしばらく持ち歩いておりました。

モルト交換済みで確か３～4000円だったかと思います。

手元に届いてみれば、C35よりも一回り大きくズッシリ重みもありましたが、モノとしての質感もよく、なによりf1.7という明るいレンズが魅力的でした。

ただし巷間よく言われる通り、クシュゥ・・っていうシャタッターフィーリングに慣れるのに時間がかかりましたが（笑）

ちょうどこのカメラを入手したのが年末でしたので、千葉の実家に帰省するのに持って帰りました。

実家で過ごす正月というのは、案外早くやることがなくなってしまいますので、子供の頃過ごした街をカメラ片手にブラブラしてみました。

最初のプリントが上がって来た時に、あまりによく写ってるので驚きました。

日常よく使うのは70年代の国産レンジファインダー機が多いのですが、この時代の国産カメラにはほとんど外れが無いという印象です。

特にミノルタハイマチックシリーズは定評のあるシリーズでしたので、末期のEの完成度は相当なものだったのでしょう（シャッターフィーリングは除きます（笑））。

実家周辺だけでなく1時間ほど電車に揺られて佐倉辺りもプラプラしてみました。

これは本当にいいカメラです。

実家の中でもパチパチとシャッターを切ります。

一応紅白なんぞ見てます。

もう20歳になる老猫です。

大事なものは極力フィルムに収めておきたいと思ってシャッターを切りましたが、この写真がこの子をフィルムで撮った最後のショットになってしまいました。

台所に立つ母もパチリ。

こんなシーンはなるべくフィルムで残したいですよね。

このカメラは旅にもよく持って行きましたので、また機会があればご紹介いたします。