これまでの記事では幾つかカメラとフィルムの色々な組み合わせを紹介してまいりましたが、フィルムカメラの場合はデジタルと違い、カメラ本体が「画質」に与える影響はほとんど無いわけで、(レンズ固定式ならともかく)レンズ交換式のカメラの場合は厳密に言えばレンズとフィルムの組み合わせによる差異ということになりますね。
僕のライツミノルタCLにはほぼコシナのNOKTONclassic40mmf1.4(SC)が付けっぱなしです。
やはりCLには40mmが相応しい気がします。
尤も僕が持っているM(L)マウントレンズと言えば、NOKTONの他はコシナのカラースコパー35mmと24mm。
ライカレンズはズミタール1本のみです。
ズミタールは沈銅式のため、CLの露出計に干渉する恐れがあるため使えません。
結果開放値が明るいNOKTONが付けっぱなしになっているというわけです。
ですので今回ご紹介するのは、正確にはNOKTONclassic40mmf1.4×AGFA VISTA200の作例ということになります。
撮った場所はバラバラです。
まずは自宅周辺です。
僕が住んでいる愛知県の瀬戸市は、とても古い歴史を持つ街ですので写真を撮って歩くにはとても楽しい街です。
以下は名古屋市内や通勤路で撮り歩いた画像です。
このレンズ、デジタル(α7Ⅱ)に装着して撮ると、開放では凄まじく周辺減光が目立つのですが、フィルムだとほとんど感じませんね。
尤も日中のスナップで感度200のフィルムですと、1/1000が最高速のCLではそうそう開放で撮ることはありませんが・・・
お気に入りだったAGFA VISTSA200ももう手に入りません。
感度200のフィルムってちょっと中途半端な感じではありますけど、明るいレンズと組合わせれば汎用性の高いフィルムだと思います。
富士フィルムのC200やkodakGOLD200などは割と安価で流通していますので、まだまだ感度200のフィルムでの撮影はしばらく楽しめそうです。
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