雨上がりスナップ ライツミノルタCL

雨の日のスナップを楽しんだ後、映画を一本観たら雨が上がっていました。

カメラはライツミノルタCL。フィルムはフジX-tra400です。

夕暮れに向かう時間帯でしたので、レンズはノクトンクラシック40mmf1.4に換えました。

特に「雨上がり感」のない写真も多いのですが(笑)、水溜りや畳んだ傘を持ち歩く人なんかがそれっぽいでしょうか?

水溜りへの写り込みというのはもう手垢の付ききった表現で禁じ手な感じもするのですが、やっぱり雨上がりはそこを狙いたくなります。

もう傘を差さなくていい解放感と、用済みになった傘を持ち歩く煩わしさ。

僕は大体後者が勝ってしまうので傘をよく忘れてきちゃいますね(笑)

宮部みゆきの「地下街の雨」という短編の中に、地下街の店で働いている人が、地下を歩く人たちが傘を持ち歩いていることで外が雨なことを知る・・・というシーンがあるのですが、僕は郊外の路面店で働いていますので逆に道行く人が傘を差していないことで雨が上がったことを知ります。

雨は煩わしいことも多いのですが、現代においては自然が人間の生活に影響を及ぼすことを体感出来る数少ない機会かもしれません。

フィルムカメラでスナップを

フィルムカメラで撮影したストリートスナップを中心にアップしています

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