12月の第三週。
この週は仕事は連休がありましたので、当初は今年最後の泊りがけサイクリングに出かけるつもりだったのですが、どうやら二日間とも雨模様なようです。
しかしすっかり「お出かけモード」になっていたため、鉄道で山あいの静かな温泉に行くことにしました。
まずは特急しなので松本まで向かいます。
松本から大糸線への乗り継ぎに二時間ほど時間が空きましたので松本の街をブラブラします。
これだけ地方都市が均質化した中にあっても、路地一本入り込めばやっぱりその土地特有の匂いが残ったエリアはまだまだ残っています。
ここから大糸線で二回乗り換え、暮色濃くなる中ようやく目的の駅に到着します。
この日泊まった宿は、新潟県との県境にほど近い長野県最北部の山間部にあります。
この宿が実にいい塩梅の昭和レトロ。
「演出」とか「狙った」部分など皆無の、本当に昭和から時が経過するまま色褪せていった雰囲気です。
帰路は往路と反対側に糸魚川方面へ抜け、長野経由で帰ってきました。
長野駅の乗り継ぎで40分程時間がありましたので、長野周辺も撮り歩きました。
カメラはライツミノルタCL、レンズはキャノンLマウント50mmf1.8、フィルムは富士の業務用100です。
やっぱり冬は鉄道での温泉旅に尽きます。
今回は充電ケーブル不具合のため、スマホも使用不能でしたので、ただただ温泉と読書に耽った二日間でした。
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